ホロコースト記念館のボランティアグループ「Small Hands」は、毎年1月に、アンネのバラの接木に挑戦し、今年まで約70箇所の学校、幼稚園などに送り続けてきました。昨年には10月19日にはタイの孤児院にもアンネのバラを贈呈しています。

バラの接木をするSmall Handsの子ども達

 今年は、1月25日に接木の講習会を持ちました。
 このたびは、福山バラ会の会長小林幹弥さんと、理事の北川さんが講師となって下さり、「Small Hands」(小学校2年〜中3)約10名、アンネのバラの贈呈を希望される東京の明治学院大学の学生8名と金井牧師、埼玉でアンネのバラ友の会を主催される埼玉大学理学部教授の西城戸先生、大分県にあるグレース保育園の4人の保育関係の方々と共に行いました。

明治学院大学にバラが贈呈されました

野ばらの台木に長さ5センチほどのアンネのバラの補木を挿しこんで固定し、ろうで固ためる作業がなされました。

子どもたちが接木したバラが、全国の平和学習の教材になっていることは、子どもたちにとっても大きな体験となっています。このことによって、さらに平和の輪が世界に広がっていくようにと願っています。

バラの接木作業風景

アンネのバラ接木講習会

グレース保育園(大分)の先生方も挑戦!